日本とは異なり、アメリカでは道路交通法や衛生法はさほど厳しいものではありません。ロサンゼルスやニューヨークに行かれたことがある方であれば、街中でさまざまな食べ物を販売している光景を見かけたことがあるでしょう。ロサンゼルスであればアイスクリームやドーナツ、ニューヨークならホットドッグにピザなどとなります。1980年代後半までは、スタンドと呼ばれる屋台方式となっており、交差点などの人通りが多い一角に店を構えていました。

ところが1990年代後半になると、スタンドから変わってトラックで販売を開始する方が多くなります。いわゆるキッチントラックという車両で、いまでは日本でも若い世代の間で人気となっている飲食業です。そこでここでは、アメリカのキッチントラックで買取れる商品をご紹介していきましょう。まず先述をしたロサンゼルスの場合だと、Tボーンステーキからワッフル、そしてリゾットとなります。

どの品も以前は専門店でしか買取りをすることができず、屋台では販売をされていませんでした。ニューヨークならライスボールに、ケバブのほかカレーもあります。買取りで難しい料理であっても、キッチントラックならその場で作って来店客もその場で食べられる点が特徴です。なお、日本では気軽にキッチントラックで営業はできません。

衛生法で必ず保健所に許可申請をしなくてはいけず、道交法で好きな場所で車を停車することができないからとなります。