トラックの買取は安易に査定して売るのではなく、高く売れる可能性を考えたり探ってから、納得の条件で売却するのが望ましいといえます。乗用車は10万kmの走行距離が目安になっていますが、業務用のトラックは長距離の走行に耐えられるように設計されているのでもっと格段に長持ちします。15万kmや20万kmではまだまだですし、この段階で安く買い叩かれるとしたら怒るべきで、高く買ってくれる相手に売るのが正解となります。中古でも実用的に使えるトラックは人気が衰えませんし、整備に問題がなければ買取不可もしくは大幅減額ということはあり得ないです。

しかし注意しないと減額されてしまったり文句が言えなくなるのも確かなので、注意点を理解してしっかり整備してから査定に出すべきです。車両に限らず中古は使用感が買取価格に影響するので、極力使用感を消すのが理想的ですし、可能な限り新品に近づけるのがベストです。例えば目に見える汚れは落ちないか試すこと、細部のホコリなどをしっかりと落として取り除くなどがポイントとなります。車内にゴミが落ちているのは論外ですし、汚れをそのままにしておけば減額されても仕方がないです。

他にもニオイが減額対象になることが多いので、トラックに生活臭がついていたらその対策をすること、エアコンがかび臭かったらフィルターの清掃や交換を行うことも必要です。自分が状態の良い中古を探している人になったつもりでトラックを綺麗にする、それこそが買取価格を上げて満額に近づける為の鍵です。